キャットフードはいい加減に選ばないようにしよう

今やキャットフードの市場は1000億円を上回り、減少するドッグフード市場を尻目に年々拡大傾向にあります。ペットショップだけではなく、ディスカウントストアやドラッグストア、スーパーマーケットなど様々な場所でキャットフードが販売されています。「あ、これ安い」と思わず手を伸ばしてしまった経験はあるでしょう。

毎日の食費ですから、少しでも安い方が経済的にはお得です。価格を気にするのは当然ですが、ただ「安い」という理由だけでキャットフードを選ぶのは危険です。

平成21年に施行された「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(ペットフード安全法)」により、これまで無法地帯であったペットフードに対する明確な基準が示されました。現在日本で販売されているペットフードはこの基準に従っています。ですから、市販されているキャットフードは「安全」なのです。と思うのは大きな誤りです。特に格安のキャットフードにはそれなりの理由があります。

もっとも注意したいのが原材料です。「○○ミール」や「肉副産物」と原材料が曖昧なものには、人の食品では使用が認められていない、死んだ動物の肉や病気の肉、廃棄される部位の肉などが使われています。ペット先進国のドイツなどでは使用が認められていません。
なぜこのような肉を使っているかと言うと単純に原価が安いからです。人の食品では捨てられるものですから、値段があって無いようなものです。でも、食品で使用が認められていないものが、どうしてペットフードには認められるのでしょうか?それは、ペットフードは食品でなく、「雑貨」の分類になっているからです。極端な言い方をすれば、ペットフードは食べ物ではないのです。

これは、原材料だけでなく保存料や着色料などにも当てはまります。発がん性の危険性が指摘されている保存料が使われているキャットフードも少なくありません。また、着色料は猫にとっては意味がありません。着色料は、飼い主が美味しそうに感じるだけに使われています。飼い主の購買意欲を高めるためのもので、特に愛猫の健康に悪い影響を与える恐れのある合成着色料には注意が必要です。

知らないことは罪ではありませんが、愛猫の食事をいい加減な判断で決めることは良くありません。本当に愛猫の健康を考えるのなら、日本でのキャットフードの現状を知るべきです。そうすれば、単純に「安い」だけで飛びつくことはなくなるはずです。

(参考URL)
キャットフードの原材料
http://www.bazaarbizarre.org/39.html

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